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2020.11.20

頭痛

頭痛 30代男性

30代 男性  自営業
 

主訴 頭痛


その他 首・肩こり 背部こり 左肩関節の動作時痛 可動域制限 発疹

数年前より、毎朝起きた際に脈を打つような頭痛を後頭部や目の奥に感じる。仕事で、デスクワークをしている際も時間が長くなってくると頭痛を感じることもしばしばある。

脳神経外科の検査では異常はなく、痛みを感じた際は市販の痛み止めを服用(効くときと、効かないときがある)。

初回の治療後、頭痛の程度が若干緩和される。

3回目の治療の前に出張があり、負担をかけたことで再び強い頭痛が現れる。

5回目の治療後、楽な時間帯が増え、朝も頭痛を感じない日も出てくる。治療間隔を1週間から10日〜2週間に変更。

6〜8回の治療で、頭痛の頻度はさらに減少。左肩の痛みや可動域も概ね改善される。

9〜10回目の治療では、頭痛を感じることはなくなったため、治療を終了。

考察


この患者様は、飲酒(ビール、焼酎)、タバコ(1箱)を毎日していたために、肝臓や肺の機能が低下していました。それが引き金となり、血行不良が起こり頭痛の症状につながっていたと考えられます。

夜寝ている時間帯は、体を動かさないため、内臓(特に肝臓)の力で血液を循環させているので、朝起きた時に感じる症状(頭痛に限らず、腰痛やひきつり、肩の痛みなど)はほとんどが、内臓に負担がかかって循環が悪くなっていることが原因です。

治療に加えて、飲酒や喫煙など日常生活も見直すことで改善しやすくなります。(この方は、少し見直した程度でしたが…(^_^;))

このような頭痛の症状は、首や肩のマッサージだけでは改善しないケースが多いので、整体やはり治療も含めた東洋医学的な治療が必要となります。
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