お知らせ

関連痛とは・・・




内臓、筋肉などが障害されて原因とは別の場所に痛みや不快感を感じること




例）心臓のトラブル→背中に痛み

　　腰のトラブル→お尻、足に痛みや痺れ




日々来られる患者さんの中には病院で診断を受けていたり、

ネット等の情報で病名を判断され当院を受療される方がいらっしゃいますが

多くがその病名による症状ではなく、筋肉等の関連痛によるものであることがあります。

その様なケースであれば関連痛を起こしている原因となっている筋肉や内臓を良くする必要があります。




「三叉神経痛」



原因：脳の神経である三叉神経が動脈に圧迫されたり、変形したりして起こる。

症状：鼻や目や歯の周りに痛みが走る。

治療：あまりの激痛の場合は別ですが、何かを噛むと痛い等の場合は治療院での治療の範疇となります。



「歯痛」



原因：口の中の菌によって歯が溶ける虫歯、筋肉の緊張や血行障害によって神経が圧迫されて起こる疼痛。

症状：歯茎の痛み、歯が浮く感じ。

治療：虫歯の場合は細菌に侵された歯や神経を除去する、筋緊張や血行障害の場合は治療院の適応となる。


「咬筋の関連痛」



イラスト図出典：「筋骨格系の触診マニュアル」より引用


「胸鎖乳突筋の関連痛」



イラスト図出典：「筋骨格系の触診マニュアル」より引用


（まとめ）


坐骨神経痛などの診断名がついていても

筋肉の関連痛によって痛みを引き起こしているケースがあり

この様な場合はその筋肉の緊張をとって、バランスの取れた

体の使い方をできるようにする必要があります。

湿布や電気や痛み止めだけではこれらの改善は

難しいので病院でも、しっかりリハビリを実施してくれる所や

信頼出来る治療院にかかるようにしましょう！